レク式体力チェック

 友達と 楽しく生きる 夢描き
新潟レク.jpg一般社団法人新潟県レクリエーション協会

レク式体力チェック

レク式体力チェックとは?

レク式体力チェックは新潟県レクリエーション協会で考案した、男女問わずシニア、ユース、ジュニア世代で適用し、「いつでも・だれでも・簡単に」実施することが出来る体力テストです。
平成24年度文部科学省の委託事業として「高齢者体力つくり支援事業」が実施され、その事業の重要なプログラムの1つとしてレク式体力チェックが取り入れられています。
自分に合った運動、スポーツ・レクリエーション活動を始めるためには、自分の体力をしっかり把握することが大切であり、また、自分の体力を知ることで自分のからだへの関心がいっそう高まり、運動、スポーツ・レクリエーション活動を生活の中に取り入れる大きな動機づけにもなる。ここでは、レク式体力チェックの考え方を紹介いたします。


平成30年度レク式体力チェック普及認定員養成講習会
開催予定一覧
1371437670438.jpg着座体前屈(共通種目)

現在、調整中(3/24)


レク式体力チェックの評価の目的と日常生活への波及

種目継続によるレク式体力チェックの変化

スラックライン
ブローライフル
ポールウォーキング
ニューエルダー元気塾


基本的なすすめ方

・レク式体力チェックをとおして仲間作りもすすめたいので、3人一組になって体力チェックの実施者、記録、安全確保のための補助者の役割を分担し、交代で体力チェックを行う。
・全種目をそれぞれ2回測定し、よいほうの数値を結果として評価する。


安全確保のため、体力チェック実施の際は、必ず血圧計やAEDを準備すること。

レク式体力チェック種目(シニア)
① 柔軟性
  着座体前屈       股関節や体幹の柔軟性
② 敏捷性
  10m障害物歩行   敏捷性、調整力、足首の柔軟性
③ 平衡性
  ファンクショナルリーチ 下肢と体幹とでバランスよくからだを支える機能
④ 筋 力
  タオル絞り        握力・腕や体幹の筋力
⑤ 肺機能
  ストロー          呼吸・肺機能
⑥ 総合力
  2ステップ         下肢や体幹の筋力、バランス、柔軟性などの総合的な体力



レク式体力チェック種目(ユース)
① 着座体前屈(共通)
② リズムステップ     敏捷性・柔軟性

  • 軽くジャンプして体の前で①左足先を右手でタッチ、②右足先を左手でタッチ、体の後ろで③左足先を右手でタッチ、④右足先を左手でタッチ、これを10秒間繰り返しタッチした回数を点数として記録する。

③ 閉眼5m歩行     平行性・股関節・身体の歪み

  • スタートラインから10cm幅のラインの上を普通の速度で歩き、ラインから完全に外れた歩数を点数として記録する。

④ タオル絞り(共通)
⑤ ストロー(共通)
⑥ ヒップウォーク     筋力・柔軟性・総合力

  • 長座姿勢で腕組の姿勢でスタートラインに位置し、ヒップを左右交互に浮かせながら2m前進したタイムを計測する。

1371437674099.jpgリズムステップ(ユース種目)

レク式体力チェック種目(ジュニア)
① 着座体前屈(共通)
② 動物走      敏捷性・柔軟性・巧緻性

  • スタートラインに四つ這いで位置し、そのまま四つ這いで10m走りタイムを計測する。

③ 棒バランス    平行性

  • 両足を肩幅に開き、聞き手の肘を90度に曲げて、手のひらにチャレンジ・ザ・ゲームのスティックを立て、スタートの合図で支えていた手を離して棒をキープできた時間を計測する。その際、スタートの合図後は、棒をキープするために手の角度が変わることや、足を動かすことがあってもかまわない。

④ タオル絞り(共通)
⑤ ストロー(共通)
⑥ 背走        総合力

  • スタートラインに後ろ向きに立ち、そのまま後ろ向きでゴールに向かって走りタイムを計測する。


レク式体力チェック種目(ハンディキャップ)
① 着座体前屈(共通)
② ボトル巻上げ     敏捷性・瞬発力

  • 棒から1mのロープで繋がれた1kgのウェイトを、棒の両端を持って床と水平に腕を伸ばし、ボトルを浮かせ、スタートの合図で棒にロープを巻きつけながらウェイトを巻き上げるまでの時間を計測する。

③ 開眼両足立     平行性

  • きき足を前に一直線上に後ろ足をつけて立ち、スタートの合図でその姿勢が維持できた時間を計測する。

④ タオル絞り(共通)
⑤ ストロー(共通)
⑥ 大豆つまみ      巧緻性

  • 1枚の深皿に10個の大豆を入れ、その大豆をスタートの合図で40cm離れた深皿へ割り箸(スプーン・素手)で移動する時間を計測する。



* なお、障がいによって他の内容に変更することもできます。

大豆つまみ.JPG大豆つまみ

ティッシュ裂き.JPGティッシュ裂き

ビーズ通し.JPGビーズ通し

レク式体力チェックの評価の目的と日常生活への波及

① 着座体前屈
    股関節や体幹の柔軟性を評価します。この評価が下がってくるとしなやかな動きが失われ、動きが硬くなり、けがをしやすくなります。また、腰痛や膝関節症の原因ともなります。

② 10m障害物歩行
    敏捷性と足首の柔軟性、動きを調整する能力を測定します。この評価が下がってくると、とっさのときに対応できず、転倒しやすくなります。また、足が上がらなくなって、つまずきやすくなります。

③ ファンクショナルリーチ
    下肢と体幹でバランスよくからだを支える能力を評価します。この評価が下がってくると、よい姿勢を維持できなくなり、バランスを崩して転倒しやすくなります。

④ タオル絞り
    上半身の筋力、具体的には握力と腕、腕を使って押す力を評価します。この評価が下がってくると、転倒時などに身を守る能力が低下します。さらに下がると、ペットボトルのフタが開けられないなど、日常生活に支障をきたすことになります。

⑤ ストロー
    呼吸機能を評価するものです。この評価が下がってくると、ちょっと歩くだけで息切れがするなど、活発な日常生活ができず、スタミナが切れやすくなります。さらに下がってくると、やがて寝たきり状態に陥ることになります。

⑥ 2ステップ
    下肢、体幹の筋力、バランス、柔軟性などの総合的な体力を評価します。この評価が下がってくると、姿勢が悪くなり、歩行能力が低下し、転倒の危険性が増してきます。

実際の測定方法については、レク式体力チェック普及指導員から指導を受けてください。また、レク式体力チェックの講習会等は一般社団法人新潟県レクリエーション協会にお問い合わせください。

レク式体力チェック(幼児期)


幼児の運動能力チェックには以下のものがあります。

四つ這い写真①.png四つ這い写真②.png①四つ這い背走
四つ這いの姿勢でスタートラインに手を合わせ、スタートの合図で四つ這いのまま3m後走します。ゴールラインに手がつくまでの時間を計測します。

一本道写真①.png一本道写真②.png②一本道
10cm幅で5mのラインの上を踏み外さないように走り、時間を計測します。1歩踏み外す毎に、0.5秒プラスします。

連続跳び写真①.png連続跳び写真③.JPG③連続跳越
20cm間隔で置かれたプレートを踏まないように両足で跳んでゴールするまでの時間を計測します。プレートを踏んだら0.5秒プラスします。

ボールキャッチ写真①.pngボールキャッチ写真③.png④ボールキャッチ
幼児と3m離れ、真ん中に高さ1.55mのネット(バドミントンネット)を張ります。ネット(バドミントンネット)の上を通してボールを投げ、両手で抱え込むようにキャッチさせます。5球投げて判定します。

ボール投げ写真①.png5 (2).jpg⑤ボール投げ
(1mおきに置いてある)マトに向かってできるだけ遠くにボールを投げて、その距離を測定します。3球投げて測定します。

スイング走写真②.pngスイング走写真④.JPG⑥スイング走
4m離れたところにマトを置き、幼児に棒を持たさせて中央のスタートラインに立たせます。左右のマトを棒で叩いてゴールするまでの時間を計ります。

この6種目を上記の①~⑥の順にストーリー性を設け、幼児が楽しく実施できるように工夫して取り組んでいきます。また、継続して実施する際には、季節に応じたストーリーを設定するなどの工夫をしていきます。
各種目の結果については、パソコンソフトにて分析・評価を行い、個人のデータを指導に生かすことはもちろん、全体の傾向にも着眼し、運動遊びプログラムの工夫や改善に役立てます。
この機会に是非ご活用ください。